のら書店様より、新刊『すなはまのバレリーナ』(川島京子・文/ささめやゆき・絵/牧阿佐美・制作協力)が全国書店にて発売中です。
日本にバレエを伝えたエリアナ・パヴロバと弟子の橘秋子、牧阿佐美の人生を描いた絵本です。
1919年、ロシアから亡命してきたエリアナ・パヴロバは、バレエを通じて言葉や文化の違いを超え、日本の人々にバレエを伝えました。でも、戦争が近づいてきてエリアナは・・・
鎌倉・七里ガ浜の砂浜を背景に、エリアナ・パヴロバとその弟子の橘秋子、そして娘の牧阿佐美のバレエにささげた人生が描かれます。
「どこへいってもなにももっていなくても、身につけたおどりが一生の財産よ」
エリアナの言葉は、戦後の焼け跡に立った橘秋子の胸に蘇り、彼女の人生を支えていきます。
阿佐美先生のお話をもとに作られた素敵な絵本です。ぜひご一読ください。